大学生の勉強スタイルと社会人の勉強スタイル
「いや、勉強していなかったんですが…」という声も聞こえてきそうである。
大学生の勉強と社会人のそれとを大きく分けるのは「時間」ではないかと考えている。
大学生のうちは「1日1時間ずつ」や「考えぬく」といった勉強ができる得難い期間で有ると思う。
それに対して、社会人は「できるときにまとめて」や「効率的に」といった概念が支配的である。
これは素人の投資家が時間を味方にした長期的な投資プランを実行できるのに対して、プロの投資家がサラリーマンであるがゆえに半年や1年といった短期的に成果の上がるプランしか採れないことと似ている。
「どちらがいい。」というよりは「こういった場合にはこういった勉強スタイルが採れる。でも、他にもスタイルがあるんだよ。」と理解することが大切だと思う。
いずれの場合もゴールを目指して進み続けることに変わりはない。
ただ、走るのが好きな人もいれば歩くのが好きな人もいるということである。